Q&A集

1. aXesはWASを使用するのですか?

WASは使用しません。aXesをご使用いただく上で前提となる IBMi のライセンスは特にありません。

2. aXesを使用するにあたって、既存アプリケーションの修正が必要になりますか?

特にありません。Pcommやクライアントアクセスでの表示イメードとaXesでの表示イメージには若干の相違がございますが、ご使用上の問題はありません。表示上の相違につきましては、「プレゼンテーション」のページをご参照ください。また、お客様の環境で実際に評価導入することで、お試しいただくことも可能です。

3. aXesのレスポンスはPcomm等のエミュレータと比較してどうですか?

「プレゼンテーション」のページでもご紹介していますが、aXesはPcomm等の従来型エミュレータと比較しても遜色ないレスポンスタイムを実現しています。Web型アプリケーションですので、HTTP サーバーを経由するというハンディキャップが aXesにはありますが、HTTPサーバーが iSerier 上で稼動していることと、そのHTTPサーバー(aXesW3)が IBM Original HTTPサーバー等よりも高速に設計されていることで、レスポンスの遅延を吸収しています。

4. aXesで端末ID(デバイス名)の指定はログイン・ユーザーでしか指定できないのですか?

aXes の場合、端末ID(デバイス名)の指定は、ユーザープロファイル単位に設定する方法が基本となります。具体的には、aXesのコンフィグレーションファイルに登録することになります。ユーザーAの端末ID(デバイス名)はDSP01というよな設定を行います。欧米では個人ユーザープロファイルが一般的ですが、日本の場合は組織に依存した管理手法が多く、ユーザープロファイルはグループプロファイルである場合が少なくありません。昨今のセキュリティ事情からすれば、あまり好ましい手法ではありませんが、変更に伴う時間やコストから移行できないのが実情です。端末ID(デバイス名)にしてもユーザープロファイル単位の考え方ではなく、組織に依存した物理的な端末装置名として使用されていることが多く見受けられます。Pcommやクライアントアクセスといった従来型のエミュレータはクライアント(PC)に接続設定を作成し、その中に端末ID(デバイス名)を指定しますので、端末ID(デバイス名)と物理的な端末装置(PC)を明示的に紐付けることになります。日本ではそれを前提としたアプリケーション開発を行っていることが少なくありません。その場合、aXes のユーザープロファイルと端末ID(デバイス名)を紐付ける手法では支障が出てくる場合があります。ユーザーがログインする場所(PC)によって端末ID(デバイス名)が移動してしまうからです。aXesは、そのようなことに対応するために、ログイン時に端末ID(デバイス名)を指定できるログイン画面が用意されています。aXesは従来型エミュレータのようにクライアント側にはソフトウェアが存在しません。まして接続設定のようなファイルも存在しません。従いまして、ログインの都度、端末ID(ドバイス名)を指定する必要が出てまいりますが、運用として「このPCからログインする場合は、必ずこの端末ID(デバイス名)を指定する」といった社内ルールを徹底していただければ、端末ID(デバイス名)と物理的な端末装置(PC)を明示的に紐付けることが可能となります。

ログイン画面のサンプルはココをクリックしてください。

以上は aXes の標準機能ですが、それ以外にユーザーが端末ID(デバイス名)をログインの都度指定することなく、端末ID(デバイス名)と物理的な端末装置(PC)を明示的に紐付けるためのオプション・ツール(aloha)をご提供することが可能です。これによって、端末ID(デバイス名)管理は、従来型エミュレータと同様に行うことが可能となります。詳しくは、ココをご覧ください。

5. aXesでキーボードマッピングはできますか?

「Windows Keyboard」或いは「AS/400 Keyboard」の選択が可能です。「実行キー」に「Enterキー」を使用するか、「Ctrlキー」を使用するかが、日本では最も問題となります。「Windows Keyboard」或いは「AS/400 Keyboard」の切り替えは端末ユーザーが行うことができ、「実行キー」が「Enterキー」或いは「Ctrlキー」に切り替わります。その他、ファンクション・キー等、標準的なキー操作が可能です。

6. DDS Keyword で表示できないものは何ですか?

aXesは、以下の DDS Keyword については表示或いは機能いたしません。以下の DDS Keyword によっては、アプリケーションの修正が必要な場合がございます。(* INVITE Keyword)

GRDxxx : 罫線系
DSPATR(CS) : カラムセパレータ
ALARM ,ALWGPH,CNTFLD,CSRINPONLY,CHCACCEL,DSPRL,MSGALARM
FRCDTA INVITE MOUBTN WDWBORDER

aXes Ver1.34 以上であれば、画面カスタマイズ機能により DDS より豊かな画面表現が可能になりますので、aXes で上記 DDS Keyword が機能しないことは、ほとんど問題になりません。

7. i5 OSのバージョンアップによる障害が発生する可能性はないのですか?

aXesは、i5 OS Ver.5.3 以降で提供されている IBMi の API を使用しています。従いまして、上位互換を保証している IBMi において、その心配は無いとお考え下さい。これまで IBMi は、進化の過程で上位互換を維持してきました。

8. aXesのサポート体制について教えてください。

aXesをご購入いただきますと、保守契約を締結させて頂いております。
ご契約いただきますと、ご使用上、発生しますご質問トラブル対応等をお電話やメールにてお受けしております。

9. SEU/SDAは普通に使用できますか ?

SEU/SDAは、一般的な IBMi アプリケーション(画面プログラム)とは異なる方法で作成されています。ブラウザでは対応できないとされる、入力フィールドに表示属性を組み込んで作成されています。

もし、aXes による SEU/SDA の操作に不都合を感じる場合は、Websphere Developers Studio のご使用をお薦めします。同ソフトはIBMより無償(IBMにご確認ください)で提供され、バッチ環境にて動作します。また、開発を容易にするグラフィカルなインターフェース機能も充実しています。

10. プリンタ・セッションは提供されていますか?

Pcomm やクライアントアクセスといった従来型のエミュレータに見られるプリンタ・セッションの概念はございません。aXes は、aXesWS(Web Spooler)の機能でブラウザでスプールを照会できる機能を提供しております。これはユーザーが自分で参照したいスプールを指定して照会するものです。つまりプル型の照会機能です。従来型のエミュレータに見られるプリンタ・セッションは、直接プリンタに出力するプッシュ型ですが、このプッシュ型を実現するためには、出力プリンタのドライバーにスプールデータを受け渡すソフトウェアがクライアント側に必要となります。クライアント側にソフトウェアが存在しない aXes は、プッシュ型印刷を行うことができません。
しかし、aXesWS(Web Spooler)はブラウザ上でスプールを、HTML/PDF/XML/TEXT といった形式で表示できますので、ユーザーがプリンタを選択する操作さえ行えば、5577エミュレーションに依存せずに、どのPCプリンタに対しても印刷を行うことができます。PDFでの表示も可能ですので、スプールデータをPDFで保管するといった新しい使い方ができます。