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aXesのセッションパーキング

セッション・パーキングとは、aXes 独自のセッション管理機能です。 Pcomm 等の従来型エミュレータは、IBMi との通信において、常に同期通信を行っています。IBMi 内のセッション情報とクライアント側に表示されるセッション情報が一致しているかをチェックしています。言い換えれば、セッション情報を一致させることで、セッション管理が行われています。セッション情報が一致しない時に、従来型エミュレータのジョブは異常終了してしまいます。

aXes は、ブラウザで動作しますので同期通信を行っていません。それは、ブラウザのクリックしない限り通信を行わないという特性に依存しています。同期通信ができないため、aXes のセッション管理は、IBMi 内のセッション情報を「正」とするように設計されています。言い換えれば、クライアントのブラウザ上の表示状況を管理していません。常に IBMi 内の aXesTS(Terminal Server)が管理しているセッション情報が正しいことを前提に動作いたします。

その正確なセッション情報を IBMi 内で保持しているのが、セッション・パーキング機能です。セッション・パーキング機能により、クライアントからの要求が無くても、一定時間はそのセッション情報を保持してくれています。(ディフォルトで 3600秒)

このセッション・パーキング機能は、その働きを理解してお使いいただくと、便利な使い方が可能になります。

 

①セッション・ウィンドウを、誤ってクローズボタンで閉じてしまった場合。

このような場合でも、セッション情報は IBMi 内の aXesTS(Terminal Server) が一定時間保持していますので、この時点ではジョブは異常終了していません。
再度、ログイン画面を呼び出して、「再接続」チェックボックスにチェックをして、ログインし直せば、セッション・ウィンドウをクローズした時点での画面が復元されます。

②モバイル通信で aXes による端末セッション使用中に、電話が切れてしまった場合。

このような場合でも、セッション情報は IBMi 内の aXesTS(Terminal Server) が一定時間保持していますので、この時点ではジョブは異常終了していません。そもそも、ブラウザは同期通信をしていませんので、aXes は通信切断を認識していません。
ブラウザの画面はそのままにして、通信状況の良い場所に移動して、電話通信のみを再度接続すれば、セッション画面は、そのまま継続してお使いいただけます。

アドミニストレータ画面サンプル

aXesのスプール照会

Web Spooler は、ブラウザ上でスプールの照会・印刷を可能にする aXes のオプション・ライセンスです。Pcomm 等、従来型エミュレータのプリンタ・セッションと異なるのは、プル型である点です。aXes にはプリンタ・セッションという概念がありません。ユーザーがブラウザ上で選択したスプールを照会し、ネットワーク上のプリンタに印刷指示をする必要があります。

しかし、aXes には従来型エミュレータにできないスプール・コントロール機能があります。

端末セッション・ウィンドウのツールバー・ボタンで出力画面を開きます。

スプールを選択してクリックすると、スプールが「HTML」形式で表示されます。

①スプールを全桁表示

132桁/198桁のスプールを全画面表示させることができます。左上部の Page 番号をクリックすると指定ページにジャンプすることが可能です。

②PC印刷

右上部のプリンタ・アイコンをクリックすると、ローカル PC にインストール済みの PC プリンタの選択ウィンドウが開きます。プラウザで表示されていますので、5577 エミュレーションを必要としない、通常の PC 印刷が可能になります。(注)PC 印刷ですので、プリプリント印刷の伝票印刷等には不向きです。

③ファイル形式の選択

スプールの「表示方法」は、HTML 以外に、PDF/XML/TEXT が選択できます。PDF を選択した場合、クライアントに Adobe Acrobat Reader がインストールされていれば、自動的に PDF 表示されます。スプールをクライアントに保管するといった、新しい使い方が可能になります。

セッションパーキング

aXesのAutoGUI機能

AUTO GUI 機能は、一定のルールに従って aXes が自動的にクリッカブル・エリエを 5250 画面上に生成する機能です。GUI 化される対象は以下の通りです。

  • 「ファンクション・キー」
  • 「サブファイル」
  • 「サブファイル・オプション」
  • 「メニュー項目」
  • 「ページ・キー」
  • 「ハイパーリンク」

AUTO GUI 機能は、端末セッション・ウィンドウのツールバーから、オン/オフの切り替えが可能です。

①「ファンクション・キー」 「メニュー項目」の例

AUTO GUI をオフにすると、マウス操作ができなくなります。

②「サブファイルオプション」 の例

オプション番号をクリックすると、オプション・フィールドに番号が自動的に入力されます。

AUTO GUI をオフにすると、サブファイル・オプション番号はクリックできなくなります。

③「ハイパーリンク」 の例

URLと判断できる文字列、メールアドレスと判断できる文字列が自動的にリンクされます。

AUTO GUI をオフにすると、リンクは消えてマウス操作ができなくなります。

キーボード・マッピングの切り替え

aXesのキーボード・マッピング

aXes には、「AS400キーボード」と「Windowsキーボード」と呼ばれるキーボード・マッピングが用意されています。端末セッション・ウィンドウ単位に切り替えることができます。日本国内でのディフォルト値は「AS400キーボード」になっていますが、ディフォルト設定を「Windowsキーボード」に変更することも可能です。

端末セッション・ウィンドウのツールバー・ボタンで設定画面を開きます。

「AS400キーボード」と「Windowsキーボード」は、実行キーを「Ctrl」キーにするか、「Enter」キーにするかの違いがございます。ファンクションキー等は、基本的に従来型エミュレータと同様です。

スプール照会

aXesのサインオン画面サンプル

aXes のログイン画面です。IBMi のユーザー&パスワード等を入力すればログインできます。
Pcomm等の従来型エミュレータのログイン画面(QDSIGNON)とは異なります。従来型エミュレータの場合、ログイン画面つまりは QDSIGNON 画面が表示された時点で、端末セッションは確立されています。言い換えれば、仮想デバイス名が割りあてられています。
しかし、aXes の上記ログイン画面は、aXes の HTTP Server(aXesW3) が提供している画面であり、この時点では仮想デバイスは生成されていません。言い換えれば、端末セッションは確立されていません。ユーザー&パスワード等を入力して、ログインする過程で仮想デバイスが生成されることになります。

aXes の場合、IBMi の QDSIGNON 画面は表示されません。このログイン画面でユーザー&パスワード等が入力された後、内部で仮想デバイスが自動生成されます。QDSIGNON 画面は、ここで入力されるユーザー&パスワード等がパラメータとして受け渡され、透過的に使用されます。よって、ユーザーには、QDSIGNON 画面が表示されません。

ユーザー&パスワードのみの指定でログインした場合、IBMi の「仮想装置の自動構成」設定に従って、「デバイス名 : QPADEVxxxx」 が生成されます。

ログイン画面の「Advanced」ボタンを押すと、ユーザー&パスワード以外のログイン情報を入力することができます。↓

スクリーンサイズ : 24行 x 80桁 / 27行 x 132桁表示に対応しています。
装置 : 接続デバイス名を指定できます。
プログラム : QDSIGNON 画面上の「プログラム/プロシージャー」に渡されます。
メニュー : QDSIGNON 画面上の「メニュー」に渡されます。
現行ライブラリー : QDSIGNON 画面上の「現行ライブラリー」に渡されます。

デバイス名について・・・

従来型エミュレータのように、クライアントのアイコンをクリックするだけで常に同一デバイス名での接続を必要とする場合は、こちらをご覧ください。

スタイルシート

スタイルシート

aXes には、8種類のスタイルシートがあります。スタイルシートは、端末セッション・ウィンドウのツールバーから、切り替えることが可能です。

デフォルト

ブルー

オリーブ

シルバー

グラファイト

aXes ブルー

aXesホワイト

aXes 5250 エミュレーター